ごあいさつ

いつも、たらちねの活動を応援いただき、ありがとうございます。東日本大震災の年に生まれた子どもたちも思春期を迎える時期になりました。これまでの間、多くの人々と心を合わせ、子どもたちの成長をサポートし見守ってこれたことに深く感謝申し上げます。

福島第一原発では、高濃度処理汚染水の海洋放出や終わることのない事故炉の後始末の危険など、深刻な状態が続いています。また、日本各地で起きる大規模地震では、常に近隣の原子力発電所施設の事故が懸念される事態もあり、日本の防災の中に「原発事故防災」が含まれることは常識になりました。日本の原発事故は、福島だけで終わりにしたいと思いますが、油断できない不安な時代です。

たらちねは、2011年の原発事故を受けて活動を始め、そこには多くの母親たちが参加しました。そして、事故時は未成年でしたが、今は母親となった人々もたらちねの活動に加わっています。知識も技術もない母親たちが難しい学びを継続し、子どもたちを被曝から守るのは山あり谷ありの厳しい道のりです。

この原発事故が収束する見通しは立たず、子どもたちの世代が背負うことは明らかです。このような未曾有の人災が、子どもたちの未来を搾取してしまうことは、辛い現実です。たらちねの活動は、私たちにできることをできるところまでしかできませんが、その未来を支える一助になることを願って、これからも尽くしていきたいと思います。

どうか、多くのみなさまにお力添えをいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 

理事長 鈴木 薫


設立の経緯

いわき放射能市民測定室たらちねは、東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、2011年11月13日に開所しました。
 
被災地の母親たちが、家族と子どもの命を守るため、安全な食材を求めて生きるための放射能測定を始めました。その活動を、地域の有志が運営委員として支え続け、また全国の支援者の協力のもと現在の活動に至っています。

設立の趣意

設立の趣意書(PDF)


定款

定款(PDF)


団体概要

組織図


 

役員名簿

役職名 氏名
代表理事 鈴木 薫
副代表理事 長谷川 秀雄
副代表理事 飯塚 友理子
理事 面川 春光
理事 佐藤 和良
理事 福嶋 あずさ
理事 古市 三久
理事 藤田 操
理事 木村 亜衣
理事 織田 好孝
監事 中島 孝子
監事 佐藤 景子

事業報告書

2022年度事業報告書(PDF)

2021年度事業報告書(PDF)

2020年度事業報告書(PDF)

2019年度事業報告書(PDF)

2018年度事業報告書(PDF)

2017年度事業報告書(PDF)

2016年度事業報告書(PDF)

2015年度事業報告書(PDF)

2014年度事業報告書(PDF)

2013年度事業報告書(PDF)

2012年度事業報告書(PDF)

2011年度事業報告書(PDF)


決算報告書

2022年度決算報告書(PDF)

2021年度決算報告書(PDF)

2020年度決算報告書(PDF)

2019年度決算報告書(PDF)

2018年度決算報告書(PDF)

2017年度決算報告書(PDF)

2016年度決算報告書(PDF)

2015年度決算報告書(PDF)

2014年度決算報告書(PDF)

2013年度決算報告書(PDF)

2012年度決算報告書(PDF)


規定類各種

コンプライアンス規程(PDF)

情報公開規程(PDF)

リスク管理規程(PDF)

印章管理規程(PDF)

金銭出納規程(PDF)

経理規程(PDF)

公益通報者保護に関する規程(PDF)

事務局規程(PDF)

文書管理規程(PDF)

利益相反管理規程(PDF)

理事の職務権限規程(PDF)

倫理規程(PDF)