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2022年6月18日(土)
勉強会 「日本人の健康問題を考える」10:00~11:30
講演会 「汚染水の危険性を考える」13:00~15:00
場 所:いわき市文化センター 1階 大講義室
福島県いわき市平堂根町1-4 / JRいわき駅徒歩12分
参加費:無料
福島第一原子力発電所の事故から11年が経ちますが、廃炉作業はデブリの取り出しさえもままならず、溜まり続ける汚染水の問題と収束にはまだまだ長い時間がかかります。
政府は来年2023年の春頃を目途に処理汚染水を海洋放出する方針を決定しました。一度でも流してしまえば、回収することも、消すこともできません。海の汚染は私たちだけでなく、これから産まれてくる子どもたちの代まで続く深刻な問題です。安全性が不安視されている今、汚染水と被曝の関係を正しく知る必要があります。
今回は西尾正道先生をお招きし、放射線被曝や農薬問題をはじめ、人体へ影響を与える様々な要因と海洋汚染やトリチウムのことについて、お話しいただきます。勉強会と講演会の2部構成の開催で、事前申し込みは不要です。どちらの回もお気軽にご参加ください。スタッフ一同、皆さまのご参加をお待ちしております。
西尾正道(にしおまさみち)プロフィール
函館市出身。1974年札幌医科大学卒業後、国立札幌病院・北海道地方がんセンター放射線科勤務。1988年同科医長。2004年4月機構改革により国立病院機構北海道がんセンターと改名後も同院に勤務し、08年4月同院長、13年4月国立病院機構北海道がんセンター名誉院長。1992年日本医学放射線学会優秀論文賞、2006年札幌市医師会賞、2007年北海道医師会賞・北海道知事賞受賞。
著書
その他、医学領域の専門学術論文・著書多数。
【主催/問い合わせ】
認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね
福島県いわき市小名浜花畑町11-3 カネマンビル3F
電話:0246-92-2526
Eメール:toiawase@tarachineiwaki.org
「ALPS処理水」とは「ALPS処理後汚染水」だった!
-海洋放出影響評価報告書の読み解きと疑問ー
2022年3月5日に開催した報告会の動画は下記のリンクからご覧いただけます。
2022年3月5日(土) 9:00~12:00(予定)
オンライン開催
参加費:無料
Zoomウェビナーを使用し、オンラインで開催します。スマートフォン、タブレット、パソコンからご視聴いただくことができます。
下記のリンクもしくはQRコードからご参加ください。
https://us06web.zoom.us/j/89791763406
ウェビナーID 897 9176 3406
【活動報告期間 2021年1月〜2021年12月】
①福島が抱える問題について
②あとりえ・たらちね こころのケアから報告
③たらちね子ども保養相談所から報告
④甲状腺検診プロジェクトから報告
⑤たらちねクリニックから報告
⑥たらちね測定ラボから報告
⑦質疑応答
【オンライン講演会ご参加にあたっての注意事項】
①記録用に主催側で録画させていただきます。※視聴者のお名前やお顔・音声などは録画されません。
②活動報告後に質疑応答の時間を設けています。
ご質問がある方は事前に下記のメールアドレスにお送りください。
メール:toiawase@tarachineiwaki.org (件名を「3/5質問」としてください)
※活動報告会の資料は郵送でお送りすることもできます。ご希望の方はたらちねまでご連絡ください。
【主催】
認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね
福島県いわき市小名浜花畑町11-3 カネマンビル3F
電話:0246-92-2526
Eメール:toiawase@tarachineiwaki.org
【食と放射能の説明会 第4弾】
小豆川勝見先生&堀まゆみ先生オンライン特別講演会
「放射線のこと 一緒に勉強しよう!」
放射線のこと、何でも分かりやすくお知らせします。先生たちに気軽に質問できたり、楽しくお話しできるように特別な工夫をしてお待ちしています。「なんだろう?」という疑問、大人も子どももなんでも教えてください。一緒に考えましょう。
2021年3月20日(土)
13:30~15:00 参加費無料
オンライン参加定員 : 500名 (事前申込必須)
参加を希望される方は、下記の事項を記載の上、toiawase@tarachineiwaki.org までご連絡ください。
〇お名前
〇参加される方の人数、年齢
〇メールアドレス
〇連絡先
申込受付後に参加URLをメールにて、ご案内いたします。
【オンライン講演会について】
ビデオ会議ツール「Zoom」ウェビナー・ミーティング機能を使って、ライブ配信を行います。スマートフォン、タブレット、パソコンからご参加頂くことができます。
【講師プロフィール】
小豆川 勝見(しょうずがわかつみ) 先生
・東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 助教
・茨城県出身
・最終学歴 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻 博士課程修了
・研究分野 環境分析化学
放射線計測の立場から、福島第一原子力発電所の事故以降、あらゆる環境試料(士、水、ほこり、食品、空間)の分析を研究テーマに掲げている。また、放射線をできるだけ分かりやすく、専門用語を使わずに解説し、子どもや市民とともに考える勉強会を多数開講し、好評を得ている。「食と放射能」 講師ほか、大熊町除染検証委員、茨城県守谷市放射線アドバイザー、東京都世田谷区教育委員会放射線アドバイザーなど歴任。
堀 まゆみ(ほりまゆみ) 先生
・東京大学 教養教育高度化機構 自然科学教育高度化部門
・新潟県出身
・最終学歴 東京大学大学院総合文化研究科広域科学專攻 博士課程修了
・研究分野 環境分析化学
環境中の有害な物質に着目し、分析手法の開発や様々な分析手法を活用し、動態解析や汚染メカニズム、 環境修復法を探る研究を行っている。放射線を用いて元素濃度を測定していた経験を活かし、福島第一原子力発電所事故以降は、放射性物質の汚染についての研究にも従事し、福島第一原子力発電所周辺での環境放射能の測定に携わる。その傍ら、福島県内の公立中学・高等学校、NP0団体での放射線教育を精力的に進めている。大学ではフィールドワークの豊富な経験を活かし、実践を通して学べる環境化学の講義を展開している。
【資料ついて】
講演会の資料は事前にメールでお送りします。
メールでのお受け取りが難しい場合は郵送でお送りしますので、お申込みの際にその旨をお知らせください。
発送から到着までお時間を要するため、郵送を希望される方はお早目にご連絡頂きますようお願い致します。
ご支援者の皆さまへ…
2021年2月13日23時ごろ発生した地震被害についてご報告申し上げます。
たらちねのある福島県いわき市小名浜は福島第一原発から約50kmほどに位置します。
現在の空間中の放射線量の測定値は0.04~0.07マイロシーベルト毎時で、最近の測定値と大きな変化はありません。
また、たらちねの施設内【測定ラボ、クリニック、あとりえ、事務所】も、細かいものが倒れたりなどの小さな被害はありましたが、放射能測定器や医療機器は無事でした。
明日も通常通りに活動できる状況です。
多くのみなさまからご心配をいただきましたこと、誠にありがとうございます。
以上、状況のご報告です。
たらちね事務局
東京電力福島第一原子力発電所の事故からまもなく10年が過ぎようとしています。10年というと、一区切りついたような感覚になりますが放射能汚染は人の感覚とは無関係に、今も変わらず続いています。汚染がなくなるまでには300年*かかるといわれている中(*日本原子力学会2020年7月中間報告)で私たち、そしてこれからを生きる子どもたちは今後も長い時間、見えない・におわない・感じない放射能汚染と向き合わなければなりません。
100年先、200年先の未来のために、今できることをひとつずつ行っていきたいと思います。
今回はたらちねの2020年の1年間の活動報告をはじめ、『身近な放射能汚染を考える』と題し、今中哲二先生の講演会をオンラインで開催いたします。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
【タイムスケジュール】
10:00~12:00 たらちね測定報告会
・福島の現状
・放射能測定
・たらちねクリニック
・甲状腺検診
・心のケア
・たらちね・こども保養相談所
13:00~14:00 今中哲二講演会
・身近な放射能汚染を考える
今中哲二(いまなかてつじ)プロフィール
2016年3月京都大学を定年退職し、現在京都大学複合原子力科学研究所研究員。専門は原子力工学。大学院時代より日本の原子力開発の在り方に疑問をもちはじめ、研究者としては、原子力を進めるためではなく原子力利用にともなうデメリットを明らかにするというスタンスでの研究を行ってきた。広島・長崎原爆による放射線被曝量の評価、チェルノブイリ原発事故影響の解明、セミパラチンスク核実験場周辺での放射能汚染の現地調査などに従事。2011年3月の福島第一原発事故以降はもっぱら福島の問題に専念。
『原子力安全研究グループ:http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/』
1月23日(土)に開催した『西尾正道オンライン講演会』をYouTubeにアップしました。
どなたでも視聴可能ですので、お時間のある時にぜひご覧ください。