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たらちね・尿中セシウムの測定方法の新聞記事との相違点について

読売新聞福島県内版(2023年12月7日木曜日)で、たらちね保養事業チラシへの、福島県教育委員会による、後援承認の取り下げを扱った記事が掲載されました。

取り下げに至った事情については、たらちねのホームページや公式SNSから説明させていただいた通りです。

記事の中で、内部被曝を知るための尿中セシウム測定の方法について記載がありました。
その内容はたらちねの測定方法と異なるものです。
*異なる箇所は「尿を2ℓほど採取して濃縮する必要がある」という箇所です。たらちねでは高感度のゲルマニウム半導体検出器で測定するため濃縮せずに、採取した尿2ℓをそのまま測定しています。たらちねの測定の検出下限値は0.03~0.04Bq/kg前後です。
 

たらちねが実施している方法について画像で紹介いたします。

» 尿中セシウム測定手順(PDF)

①尿は2ℓ採取します。
②ゲルマニウム半導体検出器で20時間かけて測定します。
③測定結果のお渡しの際には、結果の内容を医師が丁寧に説明いたします。
 

※環境省からも尿中セシウムの測定から知る内部被曝について情報を出しています。
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h30kisoshiryo/h30qa-02-18.html