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西尾正道記念講演会&たらちね測定報告会のご案内





被曝後のこれからを考える

「日本人の健康を考える」
 TPP・医療崩壊・農薬・遺伝子組み換え食品・そして放射線
西尾正道 記念講演会
2015vol.1 「たらちね測定報告会」

2011311日の東京電力福島第一原子力発電所の事故からもうすぐ5年が過ぎようとしています。
人類にとって、あるいは自然界にとって、この未曾有の被害をもたらした事故。
その事故から、子どもたちをとりまく環境、そして自然環境に対する私たちの気持ちはどう変わったでしょうか?
母親たちの、そして多くの大人たちの、子どもの健康を守りたい、自然環境を守りたいという願いとは裏腹に、その未来に大きな重たい影が迫ろうとしています。
放射線被曝による健康被害の実相も明かされない中で、次々に私たちを襲う危機を、もっと学び、自分たちの未来をどうしたいのかを選択するための知識を得なければ、本当の意味で子どもたちを守ることはできません。
医療制度・農薬・遺伝子組み換え・そして放射線。
次々に迫りくる危機を認識し、自らの生きる道を選択するために、ぜひ、西尾先生のお話を聞きにいらしてください。
2015年から「たらちね」ではストロンチウム90・トリチウムの測定を開始いたしました。
その測定の結果と汚染の実相を知ること、そしてこれからの未来の選択の知識を得るために、みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
「たらちね」母親スタッフから「子育てをするママたち」へのメッセージ

毎日、幼い子どもたちを生み育てるお母さんたち、誠に御苦労様でございます。
私たち「たらちね」スタッフは、原発事故が起きたとき、自分の子どもたちに何を食べさせたら子どもの命が守れるのか?を知るために、この測定室を立ち上げました。
事故から5年が過ぎようとしている今、幼い子どもたちの身体には「甲状腺がん」というはっきりとした病気の心配の他に、免疫不全や白内障、血液の病気などいろいろな病の影が見え隠れしています。
事故により降り注いだ事故由来の放射性物質の多くは半減期が約30年近いものが多く、30年経ってもまだ半分です。
放射線による健康被害の心配と子どもたちが大人になったとき原発事故収束の労働力として子どもたちがその担い手となることへの切なさ、そしてTPPによる社会的背景の中で子育てしていく大きな心配と不安。
家庭でおいしいご飯をつくって、子どもたちに絵本を読んで1日が終わる、そんなゆったりとした時間を持ちながらも、子どもたちを守るために知らなければならいことがたくさんあるのが今の時代です。
「たらちね」では、託児を準備しております。
お子さんを抱えて、講演会にお越しいただくことは、なかなか大変なことだと思いますが、託児を利用し、ぜひ「子どもたちの未来のために今できること」を探すためにご参加ください。
「たらちね」の母親スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。


日時:201595日(土)13:30開場 14:00開演・17:30終了

参加費:無料

場所:いわき市文化センター4F会議室(いわき市平字堂根町1-4電話 0246-22-5431
アクセス:JR常磐線磐越東線いわき駅より徒歩15分/平中町バス停より徒歩1分/常磐自動車道いわき中央ICより車で10分/無料駐車場69台あり
託児:有り/無料(※託児は必ず申し込みをお願いいたします。)
託児申し込み方法:FaxまたはEメールにてお申し込みをお願いいたします。Fax0246922526 Eメール:tarachine@bz04.plala.or.jp
★件名を「講演会託児」とし、保護者の氏名・電話番号・住所、お子さんの氏名・性別・年齢をご記入ください。
主催/問合わせ:認定NPO法人いわき放射能市民測定室「たらちね」〒9718162いわき市小名浜花畑町11番地の3 
電話/Fax 0246922526 Eメール tarachine@bz04.plala.or.jp


西尾 正道 (にしお まさみち) プロフィール

1947年函館市生まれ1974年札幌医科大学卒業
卒後、()国立病院機構 北海道がんセンター(旧国立札幌病院)で39年間がんの放射線治療に従事
2013
4月より、北海道がんセンター名誉院長,北海道医薬専門学校学校長,北海道厚生局臨床研修審査専門員
著書に,「がん医療と放射線治療」(エムイー振興協会),「がんの放射線治療」(日本評論社),
「放射線治療医の本音一がん患者万人と向き合って一」(NHK 出版)「今,本当に受けたいがん治療」(エムイー振興協会),「放射線健康障害の真実」(旬報社)「正直ながんのはなし」(旬報社)その他,医学領域の専門学術著書・論文多数