認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね

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日本初の放射能測定室併設型クリニックです

子どもたちに症状が
出てからでは遅すぎます。

あなたの1日33のご寄付が
福島の子ども8人の甲状腺検査

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ご寄付は寄付金控除の対象となります。

今も続く見えない、におわない恐怖

放射能を相手にした活動をする私たち「たらちね」は、福島で子育てをする母親たちが中心となって立ち上げたNPO団体です。

放射能の大きな特徴に、それが見えない、におわないことがあります。新型コロナウィルスにも同じ特徴があります。見えないものやにおわないものに、人間は大きな不安や恐怖を感じるのだと思います。

原発事故から13年を経過した今も、福島に暮らす人びと、特に子育てをするお母さんたちは、放射能に対する不安と恐怖を感じながら過ごしています。

「帰還困難区域の一部で避難指示解除が進んでいますが、今も線量が高いエリアがあるので不安です。避けられない用事で子どもを乗せて車で通らなくては行けなかった時は、恐怖を感じました」

「福島第一原発の汚染水が海洋放出されてしまったら、生活はどうなってしまうのか…」

放射能の問題は、過去のものではなく、これから数十年、数百年と続く現在進行形の問題です。

「測る」ことで恐怖を克服する

原発事故が起きた2011年、私たちは放射能のことを何も知りませんでした。最初は、見えない、におわない放射能に恐怖するばかりでした。

でも、しだいに子どもたちを守り、生活していくためにやらなければならないことがあることも感じるようになりました。

事故直後、市長に放射能の測定や情報の公開の要望書を提出するなどしましたが、なかなか放射能測定の体制は整いませんでした。私たちが一番困ったのは、安全に食べられる食べ物がどれなのか、全く分からなかったことです。文字通りの生死を分ける問題でした。

福島には家庭菜園で野菜を育てる家庭が多くあります。「おばあちゃんからもらった野菜を子どもに食べさせるのが怖い。でも、断ると悪いから…」と、悩み苦しむお母さんが何人もいました。

私たちは、自分たちで放射能を測ることができないか考えました。情報を集めるうちに放射能測定器の調達を支援してくれる人々に出会い、そして、同じ地域に住む同じ心配を抱える人々とともに、市民による放射能測定室を立ち上げることにしました。

食品用の放射能測定器2台と人体内の放射能を測定するための測定器1台を使って測定を開始しました。最初は測定器の使い方もわかりませんでしたが、英語の説明書を読みながら、少しずつ放射能の測定を覚えていきました。

開設当時の放射能測定室の様子です。

これまで専門家だけが行ってきた放射能の測定は、一般の市民にはわからないことが多く最初の1歩から手探りで始めました。国も地域の行政も混乱していて、母親たちの放射能測定を手伝う余裕はありませんでした。

私たちは試行錯誤しながら、なんとか放射能の測定を覚えていきました。少しずつ努力し精度の高い測定ができるようになると、食べ物、土、家の中のほこりなど、市民から持ち込まれるあらゆるものを測定して、ホームページで公開することを始めました。

運動会を控えたある小学校の土壌を測定したところ、1万ベクレル/kgを超える放射能が検出されたことがあります。すぐに市に知らせて除染することができました。

この経験を通じて、あることを学びました。

それは「漠然と考えるから不安になる。知識と正確な情報を持てば、正しく子どもを守れる!」ということです。

子どもの身体も守りたい!

身の回りの放射能測定に加えて、私たちにはもう一つやるべきことがありました。それは、子どもたちが被ばくしていないか、被ばくしていたらその影響が身体に出ていないか診ることでした。

例えば甲状腺検査。県による検査は2年に1回と決まっているだけでなく、放射線技師も検査を行うので、結果をその場で聞くことはできず、2ヶ月後に書類で送られてくるのを待つしかありませんでした。

そこで私たちは、ボランティアのお医者様の力を借りて、福島県内外で不定期の甲状腺検査を始めました。医師による検査なので、結果をその場で渡して親御さんに説明することができるのです。

島根県から日帰りでいらして、子どもの甲状腺検査を行うボランティアの先生です。

先生方による検査をそばで見ていて、気づいたことがあります。先生の「大丈夫だよ」というひと言が、不安を抱えるママたち、子どもたちに大きな安心を与えるということです。それは、医療従事者ではない私たちにはできないことです。

これまでに延べ10,000人以上が受診しています。

これからの課題

繰り返しになりますが、放射能の問題は過去のものではなく、これから数十年も続く現在進行形の問題です。

例えば、

1. 被ばくの影響が身体に表れるまでには時差があります
チェルノブイリでは、原発事故から5年後に子どもの甲状腺がんが急増し、その後も増え続けました。
2. 症状がない状態での検査は、18歳以下であっても全額自己負担です
何らかの症状があれば、18歳以下の福島県民は無料で検査を受けられます。一方で、子どもの身体に不安があっても症状がなければ健康保険は適用されず、全額が自己負担です。ですが、症状が出てから検査をするのでは遅すぎます。
3. 母親たちがケアを必要としています
震災後ずっと、子どものために気を張ってきたお母さんたちの心に影響が出ています。

様々な問題に直面し、失敗もしながら取り組みを続けた結果、私たちは「子どもたちの命と未来を守る方法」があるという結論にたどり着きました。

子どもたちの命と
未来を守る方法とは?

測る × 診る

放射能測定室
測る
2011年開設

被ばくのリスクを最小限に抑えるために、ママたちが他からいただいた野菜、掃除機のゴミ、幼稚園の砂場の砂など、子どもたちの周りの環境を測定します。

クリニック
診る
2017年開設

まず、全身の放射能測定や尿のセシウム測定により被ばくの有無を測定します。そして、被ばくやストレスの影響が身体に出ていないか、心に出ていないか、丁寧に診ていきます。

放射能測定や検査を、皆様のご寄付で無料で提供しています。

その他にも地域の人びとのニーズに
合わせた支援を行なっています。

  • 子どもの保養プログラム

    原発事故により、子どもたちは自然の中で生き物と触れ合いながら過ごす時間を奪われてしまいました。安全な自然環境の中で豊かな経験を重ねられるよう、沖縄などでの保養プログラムへの送り出しを行なっています。

  • こころのケア

    地元で子育てをするお母さんたち、生活を制限されている子どもたちは、大きな不安やストレスを抱えています。子育ての相談や、子どもの遊び場の提供などを行なっています。

依然として線量の高い帰還困難区域の一部で避難指示解除が進んでいます。また、福島第一原発の汚染水の海洋放出が始まりました。原発事故は終わっていません。一方で、放射能のことを口にすることは、段々と難しくなってきています。

このような状況で私たちは、放射能について安心して話をしたり、気軽に利用していただける場所でありたいと思っています。

「ここでは自分の悩みを口にしていいんだ」

震災当時にいただいたお米を食べさせて良いものか迷っていた時にたらちねの存在を知り、放射能測定をお願いしたのがきっかけで利用しています。その時、事務局長の鈴木さんからたらちねの活動についてのメモ書きをいただいたのですが、「この場所では放射能という言葉や自分の悩みを口にしていいんだ」と安心したことを覚えています。その紙は今でも大切に持ち歩いています。

最近は、子どもが沖縄県での保養プログラムに参加させていただきました。これから放射能のことも含めて悩みが出てくると思いますが、保養先で出会う大人や子どもたちとのふれあいを通して、広い考えを持った人間に成長していって欲しいと思っています。

たらちねでは、利用してくださるお一人おひとりとしっかり向き合い、その方に合ったやり方で
寄り添う取り組みを続けてきました。

放射能の問題は、過去のものではなく、これから数十年も続く現在進行形の問題です。

私たちは、これからもお一人おひとりと
しっかり向き合って行きます。

子どもたちの命と未来を守る仲間になってください!

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あなたのご寄付で子どもたちを守ってください

たらちねマンスリー・サポーター

たらちねには、放射能測定室、クリニック、
保養プログラム、こころのケアのための
場所と、放射能や被ばくの影響から子ども
たちを守るための環境がそろっています。

しかし、足りないものがあります。これら全てを無料で提供し続けるための資金です。

もし「子どもたちを守りたい」と思って
くださったなら、どうか、
月1,000円からのご寄付を通じて一緒に
子どもたちを守っていただけませんか。

あなたのご寄付でできること

  • 1日あたり
    33

    毎月1,000円のご寄付で

    被ばくにより甲状腺に異常が出ていないか確認するための甲状腺検査(超音波検査)8人分が無料になります。

  • 1日あたり
    50

    毎月1,500円のご寄付で

    身の回りに存在する食品/土/ゴミ/資材などの放射能測定3回分が無料になります。

  • 1日あたり
    100

    毎月3,000円のご寄付で

    2人の子どもたちの人間ドックが無料になり、被ばくの有無から、被ばくの影響が心身に出ていないかまで、総合的に診ることができます。

たらちねマンスリー・サポーターになると

  • 特典 1

    放射能測定、子どもの検査、保養プログラム、こころのケア活動を無料で提供し、福島の子どもたちの命と未来を守ることができます。

  • 特典 2

    「たらちね便り」(郵送&Eメール/隔月発行)と活動報告書(年1回)を通じて、最近の取り組みや利用される方の様子を知ることができます。

ご支援者様インタビュー

米田芳子様

米田様は、以前にたらちねに見学にお越しいただいたことがあります。とても熱心なご支援者様で、放射能測定室やクリニックの取り組みを熱心にご覧になられていただけでなく、スタッフにも温かい言葉をかけていただきました。

サポーターになると決めたきっかけや理由を教えてください。
福島を応援したいと気持ちがありました。福島で継続的に活動しているところがたらちねクリニックだったので、応援しなきゃという思いで決めました。
たらちねに期待していることを教えてください。
困難なことも沢山あると思いますが、めげずに地道に活動を続けていってほしいです。
サポーターになることを検討されている方へのメッセージをお願いします。
少しの支援で何ができるのかと思うかもしれませんが、皆さんが集まれば大きな力になります。ぜひ、サポーターになってください。

ご支援者様の声

  • A.Wさま(40代男性)

    いつも福島の子どもたちのことを考えています。考えない日はありません。同じ子を持つ親として当事者の方々と心を結んで、当たり前のことが当たり前になる世の中に変えていきたいと思ってます。

  • M.Sさま(60代女性)

    3.11以来本当に生活意識を変えて過ごして来ました。将来に希望を残すこの活動に期待しています。子どもが犠牲になる世の中では悲しすぎます。若い親御さんたちの活動を心から応援します。

  • A.Tさま(70代女性)

    目に見えない放射能の不安を抱えている多くの方々にとって、こういった民間のクリニックがあることは大変ありがたいことだと思います。

ご寄付は寄付金控除の対象となり、
約40%が所得税額から控除されます。

認定NPO法人いわき放射能市民測定室たらちねへのご寄付は、寄付金控除等の対象となります。

はじめての方必見!寄付金控除とは?

寄付金控除とは、寄付金のうち2,000円を超える部分について、税金の控除が受けられる制度です。

寄付金額別の控除額をチェック!
かんたんシミュレーション
寄付金額 *1 最大税額
控除額 *2
実質負担額
1,000円/月
(年間12,000円)
4,000円 8,000円
1,500円/月
(年間18,000円)
6,400円 11,600円
3,000円/月
(年間36,000円)
13,600円 22,400円
10,000円/月
(年間120,000円)
47,200円 72,800円
注意ポイント!

※1. 控除の対象となる寄付金額には上限(総所得控除等の40%)があります。

※2. 寄付金控除額には上限(所得税額の25%相当額)があります。

詳しく確認されたい方は、最寄りの税務署にお問い合わせください。

所得税額からの控除に加えて、お住まいの自治体によっては住民税からも控除される場合があります。詳しくは、お住まいの自治体にお問い合わせください。

あなたも子どもたちの命と未来を守る仲間に!

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ご支援の停止は、いつでも可能です。

認定NPO法人
いわき放射能市民測定室たらちねとは?

いわき放射能市民測定室たらちねは、2011年3月11日の原発事故の後、私たち被災者の母親が中心となって取り組みを始めたNPO法人です。

子どもたちの身の回りの放射能を放射能測定室(2011年〜)で測り、クリニック(2017年〜)で身体を診て、ワルンペ(2019年〜)という場所でお母さんやお子さんの心のケアを行い、そして沖縄などへの保養プログラムの送り出し(2012年〜)を行なっています。

「子どもたちを守りたい!」
「お母さんたちの支えになりたい!」

たらちねの取り組みには、
私たちのそんな想いが詰まっています。

日々、放射能を測り、身体を診て、
命と未来を守っています。

たとえば、

10.000件を超える検体を測定し、
その結果をホームページで公開しています。
その内の約28%で検出下限値を上回る値が
測定されています。(注1)

出張検査も含めて
延べ10,000件を超える甲状腺検査を実施し、
その場で結果をお伝えしてきました。

保養プログラムに参加した後、
ほとんどの子どもたちの尿のセシウムの値が
下がることが分かりました。

注1. 測定実績は2019年7月末時点
測定器や測定方法により検出下限値は異なるため、
検出下限値を上回る値が測定された割合はあくまで目安です。

  • 日本初
    の放射能測定室
    併設型クリニック
  • 放射能測定、
    子どもの検査を

    無料
    で提供
  • 測定スタッフ
    全員が地元の

    母親
  • 掲載メディア

    東京新聞
    (2017年9月19日東京新聞掲載)
    オーストラリア放送協会

    朝日新聞、東京新聞、福島民友、熊本日日新聞、中国新聞、共同通信、ロイター通信、BBC News、NBC News、TF1(フランス・国営テレビ局)、AP通信、The New York Times、南ドイツ新聞、いわき民報、週刊金曜日、THE BIG ISSUE JAPAN 日本版、世界、サンデー毎日、「僕らの街から」STVラジオ放送

  • ご支援企業・団体様

    生活協同組合パルシステム東京、未来の福島こども基金、株式会社カタログハウス、パタゴニア日本支社、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム、一般財団法人ふくしま百年基金、公益財団法人地域創造基金さなぶり、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)、認定NPO法人WE21ジャパン

スタッフより

福島の子どもたちは、原発事故の影響で被ばくをしている可能性が高く、健康上のリスクを背負っています。そういった子どもたちは、口にする食べ物の放射能測定、被ばくの状況の確認、被ばくの影響が心身に出ていないか診るための検査などを、無料で受けられるべきだと考えてます。

被ばくによる身体への影響は時間が経ってから出てくることも多いので、これからも子どもたちのことを見守っていきたいと思っています。

また、お母さんたちのケアも重要です。放射能のことを口にしにくい風潮が広まる中で、お母さんたちが「ここでは何を話してもいいんだ」と感じられる場所でありたいと思っています。

どうか、温かいご支援をお願い申し上げます。

藤田 操
たらちねクリニック院長

ご支援についてのQ&A

お問い合わせの多いご質問を
Q&Aにまとめました

毎月いくらから寄付できますか?
毎月1,000円以上1円単位でお選びいただけます。
利用できるクレジットカードを教えてください。
VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubのクレジットカードをご利用いただけます。

クレジットカード情報は安全に取り扱われますか?
はい、ご入力いただくカード情報は、当会のサーバーを一切経由せずに、安全に決済システムに送信されます。
活動の報告は届きますか?
はい、ご支援者様には、「たらちね便り」(郵送&Eメール/隔月発行)と活動報告書(年1回)を通じて、最近の活動や会計報告などをお送りしています。
寄付は、寄付金控除の対象になりますか?
はい、認定NPO法人であるいわき放射能市民測定室たらちねへのご寄付は税額控除の対象となり、年間のご寄付の2,000円を超える金額のうち、約40%が所得税から控除されます。
領収書は発行されますか?
はい、継続的にいただくご寄付の領収書は、年1回、毎年1月下旬までに、前年の受領分をまとめて発行し、お送りします。確定申告でご利用ください。
寄付したお金はどのように使われますか?
はい、お預かりするご寄付は、放射能測定やクリニックの運営、こころのケア活動の実施、保養事業など、たらちね全体の活動のために大切に使わせていただきます。
1回だけの寄付よりも、継続的な寄付が良いのですか?
その都度の寄付も大変ありがたく頂戴しております。ですが、できましたら毎月のご寄付によるご支援をお願いしています。

被ばくの影響が身体に出るまでには時差があるため、子どもたちの健康を守る取り組みには長時間がかかります。そこで、皆様からのご支援も、できる期間の継続的なご寄付をお願いしています。
支援を停止する場合はどうすればいいですか?
ご支援金額の変更や停止はいつでも可能です。0246-92-2526(電話受付:平日10:00-16:00)または support★tarachine.org(★記号を@記号に置き換えてください)までご連絡ください。

\ 子どもたちがあなたのご支援を待っています! /

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P.S. 最後までお読みいただき、そして、福島の子どもたちの命と未来を守るためのご支援を真剣にお考えいただき、ありがとうございます。もしもご自身が福島で子育てをしていたら、と想像してみていただけますでしょうか。お子様の健康について不安を抱かれるかもしれません。そんな時に、お子様が口にする食材の放射能を測定してくれたり、被ばくの有無や心身の状態についての検査を無料で受けられる場所があったら、助けになると思われませんか。あなたのご寄付で、放射能測定やクリニックでの検査は無料になります。ご寄付は月々1,000円から始めていただけ、寄付金控除の対象になります。どうか、一緒に子どもたちの命と未来を守ってください。

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